
皆さん、こんにちは!
「2泊3日岩手の旅 その①:平泉の行き方と、世界遺産巡りモデルコース」をお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、平泉から向かったほっとゆだ駅にある旅館「山人」についてお届けいたします!
1. 平泉から「ほっとゆだ駅」へ
今回の宿泊先である「山人」は、「ほっとゆだ駅」というなんともユニークな名前の駅から車で7分程の場所にあります。
平泉観光を終えた後、まずはJR東北本線で北上駅に移動。
そこからJR北上線でほっとゆだ駅へ向かいました。

自然以外何もない車窓からの風景に癒されつつ、平泉駅から約1時間半でほっとゆだ駅に到着しました。


ちなみに、この辺りの電車は乗る時に自分でボタンを押して扉を開けるタイプです。
扉の前で待っていても空きませんので、ご注意を!
そして、電車のアナウンスを聞いて知ったことですが、「ほっとゆだ駅」のアクセントは「ほ」につきます。
「ほっとゆだ駅」でなく「ほっとゆだ駅」ですので、よろしくお願いいたします。
2. 「ほっとゆだ駅」の乗り合いタクシーについて
「ほっとゆだ駅」には、「湯川温泉湯けむりタクシー」という乗り合いタクシーがあります。
事前に「山人」に電話したところ、送迎でなくこの乗り合いタクシーで来てくださいとのこと。
基本的には予約が必要なタクシーのようですが、宿からタクシーへ予約を入れて下さるとのことでしたので、ほっとゆだ駅に到着する時刻を伝えて、予約していただきました。
「湯川温泉湯けむりタクシー」は、時刻表もありますし、自分で電話予約もできます。
予約しておけば、時刻表通りに駅前で待機していてくれるので、名前と行き先を伝えて乗り込むだけです。山人までは7分程で到着し、ひとり200円でした。
「乗り合いタクシー」というのは初めてでしたが、リーズナブルでちょっとエコな感じもあり、良いアイディアですよね!
3. 「山人」について


「山人」は、一階建の小さな旅館。
全体的に、間接照明でリラックスできる雰囲気になっています。
【お部屋の様子】
お部屋にはデッキやお風呂があり、外の緑を眺めながら過ごすことができます↓


こじんまりとしたお部屋でしたが、ロフトがついていて、ロフトの上が寝室になっていました↓


【貸切露天風呂の楽しみ方】
お風呂は、他にも予約制の露天風呂があり、1回1時間となっています。
到着日の夜と、次の日の朝に1回ずつ予約ができたので、それぞれ違う雰囲気の中で露天風呂を楽しむことができました。(左が夜、右が朝の写真です↓)


露天風呂ではシャンプーなどは使えませんので、髪や身体を洗うことは部屋で済ませてから行きましょう。
外なので、カゲロウがふわふわと飛んでいたり、カエルがそれを狙っていたりします。笑
が、広さも充分にあり、私が近年宿泊した中では、最もリラックスできた露天風呂でした。
私達は、チェックインできたのが18:00頃で、夕飯の最終スタート時間が19時だったため、夕飯前にお部屋でシャワーを浴びてから、ドタバタと18:30に予約した露天風呂に行くこととなりましたが、可能ならなるべく早くチェックインをして、のんびり過ごされることをお勧めします。
【お食事】
お食事の会場は、露天風呂から客室に戻る途中にあります。
そのため、到着日は露天風呂から出てそのままお食事会場へ直行。
山人の中は館内着のまま過ごせるので、お食事の時も皆さん館内着でリラックスモード。
この日のディナー メニューはこんな感じ↓

バーニャカウダは、地元のお野菜がたっぷりいただけるもので、食べても食べてもなくならない!
ソースは足りなくなったら追加していただけます↓

特に好きだったのは、鹿肉となすのグラタン。
小さいけれど、しっかり濃厚です↓

豚肩ロースのグリルは、好きな厚さに切って下さるとのことでしたが、私はお勧めの厚さでお願いしました↓

その他のメニューもしっかり平らげております↓






最後はなんと夜食のサンドイッチを持たせてくれるサービス付き↓

私は日頃からよく食べる方ですが、それでもちょっと苦しいくらい食べてしまいました。
途中から、量を調整しながら出していただけるので、食べれそうな量を伝えつつお食事を楽しむのがお勧めです。
ちなみに、飲み物は、ビールとワインのペアリング(お皿に合わせて一人4種類のワインをいただけるもの)をお願いしましたが、ワインはリクエストも聞いていただけるとのことで岩手のワインを中心に出していただきました。名前だけ知っているものはありましたが、どれも初めて飲むワインで、お料理にもぴったり。大満足のディナー となりました。
さて、お腹いっぱい食べすぎた次の朝も、盛り沢山の朝食です!
メニューはこちら↓

メニューの左側は、全員に運ばれてくるもので、こんな感じ↓


写っていませんが、土鍋で持ってきて下さるご飯が美味しいです。
メニューの右側は注文すると作っていただけるもの。
いくつか注文しましたが、特に「ヤマメの一夜干し」と「行者にんにくソーセージ」が美味しかったです↓


どちらも、二人でシェアしたいと伝え、二つに切っていただきました。
(写真のヤマメは半分食べ終えたところで撮影しております。)
ちなみに、帰ってから気づいたのですが、なんと「山人」で使える利用券はふるさと納税の返礼品にもなっているようなので、リンクも貼っておきます↓

朝食をたっぷり1時間以上楽しんで、この後は予約していた露天風呂に入ってから、宿を後にしました。
帰りは、乗り合いタクシーでなく「山人」の車で「ほっとゆだ駅」まで送っていただくことができました。
ちなみに、ほっとゆだ駅の売店をのぞいて気づいたことがあるので、皆さんが既にご存知かもしれないことを一つだけ言わせて下さい。
ここまで私の頭の中では全く結びついていませんでしたが、「ほっとゆだ駅」の「ゆだ」は、「ゆだヨーグルト」の「ゆだ」でした!

東京のスーパーでも購入できる「ゆだヨーグルト」は、ここで作られていたのか〜!!!
そんな興奮と共に、この日はまたJR北上線で北上へ戻り、JR東北本線に乗り換えて盛岡へ向かいました。
mooonによる「とことこ日記」
次回は、2泊3日岩手の旅 その③ 盛岡駅周辺の楽しみ方(お勧ホテルなど)をお届け致します!
よろしければまた、お会いしましょう!