
皆さん、こんにちは!
mooonの「とことこ日記」
今回は、海外対応(もちろん国内も対応)の折り畳みケトル SIS CK600を使って、レトルトカレーとパックご飯を温める方法をご紹介いたします!
他にも旅で使える愛用品をご紹介していますので、よろしければこちらもどうぞ。
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1. 私が折り畳みケトルSIS CK600を購入した理由
私がSISのCK600を購入した理由は、以下のとおり。
*海外で使えること
*折り畳めるため、スーツケースで嵩張りにくいこと
*SISが日本のメーカーであること(商品はmade in china)
*パックご飯をそのまま入れて温められること
*一度に800mlまでのお湯を沸かせること
特に「パックご飯をそのまま入れて温められる」という条件については、私が見た全ての海外対応ケトルの中で、唯一これだけでした。
旅行先によりますが、フライトの遅れなどでご飯にありつけない日がありそうな場合や、旅先の食事が合わない(または価格に味が見合わない)場合など、持参した食べ物があると安心ですが、やっぱり少しでも栄養価が高く、美味しいものが食べたい。
ホテルにキッチンや電子レンジがなくてもパックご飯が温められたら、とても便利です。
「ゆかり」をかけて、カップのお味噌汁と一緒にいただいても良いし、カレーをかけても良い。
海苔とお塩を持っていけばおにぎりも作れます。
このケトル は、折り畳めるタイプの中では容量が大きい方ですが、取手も折り畳めるため、スーツケースに入れやすいところも良いと思っています。
2.折り畳みケトルSIS CK600でできること(活用法)
折り畳みケトルSIS CK600は、とてもユニークな商品です。
パックご飯を温める以外にも、ラーメンを茹でたり、一人鍋として使うこともできると説明書にしっかり書いてあるマルチなケトル。

私は海外旅行で使用するものとして購入したため、パックご飯やレトルトカレー、レトルトスープ等を温めることを想定していて、今のところ食材をそのまま入れて茹でたりすることは想定していませんが、お湯を沸かす以外の用途がしっかり考えられているところが面白いですよね!
800mlの容量があるため、部屋で飲むコーヒーを用意しつつ、マイボトルに入れるお茶のお湯も一度で沸かせるという点も購入の決め手となりました。
3.畳み方のコツと、電圧の変え方
このケトルは、折り畳まれた状態で届くのですが、これを使用時の状態にするのに最初は少し戸惑いました。
畳まれた状態から広げるときは、まずひっくり返して裏をご確認ください↓

利き手の反対(私は左手)で本体をおさえつつ、利き手(私は右)でこの裏側の凹んだ部分に指を入れて引っ張るのが正解。最初少し硬い感じがするので、無理やり引っ張らず、ゆっくりちょっとずつ引き出すイメージで引っ張るとうまくいきます。
ちなみに、この裏面の真ん中に見える黒い丸の部分をまわして、使用する国の電圧に合わせられるようになっています。電圧の種類は、日本と同じ100V~120Vと、海外に多い220~240Vの2つ。
滞在国の電圧を調べて、使用前に必ず合わせておきましょう。電圧を合わせずに使うと、故障するかショートしてしまう可能性があり危険です。
この黒い丸の部分は、マイナスドライバーでまわすような形になっていますが、海外旅行先ならクレジットカードを差し込んでまわすのがおすすめ。余計なものを持って行く必要はありません。
4.実際にレトルトカレーとパックご飯を温めてみた!
さて、実際にレトルトカレーとパックご飯を温めてみましょう!
今回使うのは、サトウのご飯(150g)と、にしきや のレトルトカレー↓

温めの手順は以下のとおり。
①ご飯とレトルトカレーをパックのままケトルに入れる
②水を0.8LMAXのラインを超えないように入れる
③本体についている温度調節のツマミをHIに合わせる

これで、お湯が沸騰してから20分程放置しておけば、湯煎完了です!
(蓋は閉めません)
このケトル は、温度が下がると温めが始まる機能がついているので、20分放置していてもお湯は熱いまま。この点とても良いなと思いました。
また、ご飯が全部入りきらずうえの方だけ出てしまいますが、ひっくり返さなくてもちゃんと温まっていました。ちょっとムラはあるかもしれませんが、混ぜてしまえば問題なし!
ご存知のとおり、レトルトカレーやパックご飯には、湯煎の場合の時間が書いてありますので、正確にはそれに従ってください。ちなみに、サトウのご飯150gは湯煎の場合15分以上温めると書いてあるため、今回は20分待ってみました。
カレーの方が早く温まりますが、私はご飯が温まる少し前まで入れっぱなしにしています。(水の量が減ってしまうので)
サトウのご飯は200gのパックもありますが、それでも横幅は150gのものとほぼ変わらないため、このケトルに入ります。(2025年11月追記:200gの場合は、最後の5分くらいになったら逆さまにした方が良さそうです!量が多いので、端までうまくあたたまらないことがありました。)
一緒に入れるレトルトカレーによっては、ちょっと窮屈感は出るかもしれません。
ちなみに、ケトル のシリコン部分は、熱くなるのでご注意を!
海外に持って行けるカレーについては、こちらでご紹介しています↓
海外に持ち込めるレトルトカレー(肉、肉エキス不使用)集めてみた!
5.問題点もある!購入前に知っておくべきこと。
海外で使える簡易的な道具に、家で使うようなもののクオリティは求めていませんが、このケトルには、ひとつ最高にもやもやするポイントがあります。
もやもやの原因は、この付属コードに付いている緑色のアース線↓

家の電子レンジや冷蔵庫にもついているアース線です。
自宅のキッチンなら、アース線を設置できるコンセントがありますが、海外でこれをどうやって使うのか?
説明書や本体には、「コンセント形状が異なる海外で使用の際は、アースターミナル付きの変換プラグが必要」とあります↓

が!!!
どれだけ探してもそんなものはない。
もちろん海外に行く際はその国に合う変換プラグを持参しますが、このアースコードを繋ぐ場所がついているものなんて、見たことがない。。。。
ネットで探しまくっても見つけられなかったので、最終的には秋葉原に突撃。
海外のものも含め、プラグやコードがどっさり置いてあるかなりマニアックなお店を見つけて聞いてきましたが、結論、やはりありません。
なぜなら、このようなコードタイプのアース線でアースを繋ぐのは、日本だけだから。
この緑のコードタイプのアース線が繋げる変換プラグは、日本むけ(電圧も日本の電圧に対応)しかないそうです。
日本むけは例えばこんなもので、ネジのような部分に緑のアース線をつなげます。
日本でも差込口が3口の電源があるため、その場合に形状を変換するためのものです↓
電気屋さん曰く、海外でアースを使いたいなら、コードごと海外用に取り替えるのが最も正しく、安全とのこと。
一方で、ケトルには「電源コードは付属のもの以外は使用しない」と書いてあります。
もう大混乱。
ともかく、このケトルの付属コードは200~240Vの海外電圧にも対応できるようになっているけれど、アースだけ日本でしか使えないコード形状になっている。ということですね。
説明を聞いて「説明書通りの方法でアース線は使えない」ことがわかり、少しすっきりはできました。
ついでに、自宅で使用している電気ポットにはそもそもアース線が付いていないので、何故このケトルにはアース線があるんでしょう?と店員さんに聞いてみたところ、「海外の電圧は200V以上で、アースをつけることが義務付けられてるんですよー」だそうです。
ただ、そうなると海外対応のケトルでアース線をつけていないものもあるので、無理して繋がなくても良いということかな?とも思えてきますが、アースは漏電などがあった場合に感電を防ぐものなので、水回りや、濡れた手で使用しないよう注意しながら使いたいと思います。
一応、SISさんに問合せ中ですので、他にこのアース線を海外で機能させる方法があればまた追記しますね!(2025年10月追記:残念ながら、今のところお返事はありません。良い方法が見つかったら、お返事いただけるかも??と思っておくことにします。)
さて、最後にもやっとさせてすみませんが、いずれにせよパックご飯をそのまま温められるポットは現状これしか見つかりませんので、いつか次なる良い商品が現れるまで、活躍してもらおう思います!
個人的に、アース線以外は問題なし!
そんなわけで、お勧めと言い切れないところはありますが、それでも便利!と思う方は自己責任で気をつけて使いましょう(私も含む)
類似品もたくさんあるので、ショップのリンクはこちらに貼っておきます↓
mooonの「とことこ日記」
次回は少し旅行から離れて、「象印の加湿器を愛用中!お勧めポイントと、気になるポイント」をお届けいたします!
よろしければまた、お会いしましょう!

