冬の北欧・アイスランド旅行10日間①:東京からフィンランドへ!

皆さん、こんにちは!
2025年11月中旬に フィンランド・エストニア・アイスランドの3カ国を巡る旅に行ってきました。

今回は、ヘルシンキの街歩きやスオメンリンナ要塞、タリン旧市街への日帰り旅、
そしてアイスランドではアイスケーブや氷河、さらにはオーロラ鑑賞まで盛りだくさんの旅!

mooonの「とことこ日記」では、今日からしばらく、「冬の北欧・アイスランド旅行10日間」シリーズとして、旅の記録を少しずつお届けします!

これから北欧やアイスランド旅行を計画している方の参考になれば嬉しいです。

1.今回の旅程(10日間の概要)

まずは整理のために全体スケジュールをご紹介いたします。

今回は出発から帰国まで、10日の旅。
スケジュールは以下の通りです。

1日目:東京からフィンランド(ヘルシンキ)へ移動
2日目:フィンランド観光(スオメンリンナ要塞、マリメッコ、イッタラ等)
3日目:エストニア日帰り観光(タリン旧市街)
4日目:フィンランド市内観光(ヘルシンキ街歩き)
5日目:アイスランドへ移動、レイキャビク観光
6日目:アイスケーブツアー1日目(滝やオーロラ鑑賞)
7日目:アイスケーブツアー2日目(氷河・アイスケーブ観光)
8日目:火山トレッキング
9日目:日本へ向け出発
10日目:日本帰国

1日目の夜と9日目の夜は機内泊のため、ホテルでの宿泊は7泊となりました。

2.東京からフィンランドへ|利用した航空会社とフライト情報

利用したのは、フィンエアー 。
東京からヘルシンキへは、平日21時55分羽田発の便を利用しました。

在宅勤務で仕事をして定時に業務を終了し、シャワーを浴びて羽田へ向かえば間に合うというのは、とてもありがたい!

羽田からヘルシンキまでは、現在ロシア上空を飛べないため13時間程かかりますが、この時間帯のフライトなら、搭乗後は機内食を食べて寝ていれば、早朝のヘルシンキに到着することができます。

人気があるようで満席でしたが、時間を節約したい方にはお勧めです!

3.羽田空港での様子と搭乗レポ

羽田に着いてまずしたことは、ABCカウンターでの荷物の受け取りです。
今回は、帰宅ラッシュの時間に羽田に移動しなければならなかったため、電車にスーツケースをのせることが困難と判断し、先に羽田空港へスーツケースを送っておきました。

自宅から空港へスーツケースを運んでくれるサービスは色々ありますが、私はABC空港宅配サービスを利用しました。今回一緒に旅をする友人はクロネコヤマトを利用したそうですので、どこにお願いしても特に問題はないかと思います。クレジットカードなどに優待がついている場合があるので、一度皆さんの持っているカードの優待などを調べてみられると良いと思います。

もう一つ羽田でしたかったことは、両替。
北欧もアイスランドもキャッシュレス化が進んでいるため、今回は現金を持っていかないつもりでしたが、円安が進んでいたこともあり、手元のドルを少しユーロに変えて行こうかと持参しました。

が、しかし、羽田空港ではドルからユーロへの両替をしてくれるところが見当たらず、断念。
羽田空港では、日本円からの両替か、日本円への両替が基本ということですね。

そもそも現金が使えるところの方が少ない国ですので、特に理由がなければ、現金は不要かと思います。(一部、マーケットなどで現金のみに小さなお店があるとは聞きましたが、私はそのようなお店には遭遇しませんでした)

荷物を受け取り、羽田での両替をあきらめたあとは、友人と合流してフィンエアーのカウンターにスーツケースを預け、保安検査を通過して搭乗準備完了。

ここで皆さんにお勧めしたいのは、搭乗前に何か食べておくことです。
私達は、搭乗後すぐに夕飯が出るだろうと何も食べなかったのですが、実は食事が出るのは搭乗後2時間後。搭乗前に食べておかないと、お腹が鳴ることになりますのでご注意を!

4.機内の過ごし方|食事・座席・アメニティレビュー

今回のヘルシンキ行きのフライトは、かなり人気の時間帯だったようで機内はほぼ満席!
私たちの乗ったエコノミークラスはすべて3列シートで、見渡す限り空席はほとんどなく、前の列の真ん中席が一席だけ空いている程度でした。

実は座席を予約する際にあまり下調べをしておらず、後からフィンエアーには「プレミアムエコノミー」があることを知って少し後悔しました。
長時間フライトなので、多少高くても快適さを優先してそちらを選べば良かったかもしれません。満席のエコノミークラスは、やはりかなり窮屈さを感じましたので、予約の際はよくご検討下さい。

機内の清潔さについては全く問題なく、CAさんもとてもにこやかで感じが良かったです。
その他、以下にまとめましたので、気になる項目がありましたらご確認下さい。

【機内食】
搭乗から約2時間後に夕食が提供されました。
サラダは全員についていて、メイン(温かいお料理)は以下の2種から選べました↓


私は牛肉のほうを選びましたが、味はやや濃いめながら特に問題なく美味しくいただけました↓

カレーを選んだ友人は「ご飯がかなりベチャベチャだった」そうです。

さらに、この日のフライトはとても忙しかったのか、ついているべきデザートやパンがついていなかった乗客がいたようです。もちろん、CAさんに伝えれば持ってきてもらえますので、食べたいものなら遠慮せず声をかけるのがおすすめです。また、食後に出ると思っていたお茶やコーヒーが提供されなかった点も気になりました。帰りのフライトでは提供されたので、今回だけ例外だった可能性もあります。

着陸2時間前に朝食としてオムレツが提供されましたが、これがとても美味しかったです↓


ただし、帰りのフライトでは焼き加減がかなり違いましたので、お味はフライトによるかもしれません。

飲み物は、食事の時のみ好きなものを1杯選べました。
その他の時間帯にもドリンクサービスがありましたが、これは水とブルーベリージュースのみ。
他のものは有料とのことでした。
ブルーベリージュースを提供するエアラインはフィンエアーくらいではないかと思いますので、搭乗の際は是非飲んでみてください!酸味はなく、優しい甘さで飲みやすいジュースです。

【機内エンタメと座席について】
機内では映画を観ることができますが、最新作が充実しているという印象ではありませんでした。

驚いたのは、友人の席のテーブルが壊れていて大きく傾いていたこと。
食事が滑り落ちそうなほどの傾きだったため、CAさんに伝えたところ、ガムテープで補強してもらうことができました。

そして気になったのがシートの座り心地です。
素材の影響なのか、座席を倒して座っているとお尻が前へ滑っていってしまい、落ち着いて眠ることができませんでした。私はピラティスウェアを着ていたので服の素材のせいかと思ったのですが、ジャージー素材の服を着ていた友人も同じ症状だったため、シート自体が滑りやすいようです。

この「滑らない寝方」については帰りの便で研究し、ちょっとだけ改善できたので、最終日のレポートでご紹介しますね!

【アメニティと、必須アイテム】
毎回思いますが、機内は寒いため、防寒アイテムは必須。
ウルトラライトダウンのような軽めで着心地の良い羽織り物を一枚持っておくと安心です。
また、むくみ対策やエコノミー症候群予防としてフライトソックスもおすすめです。

以前もご紹介していますが、私の愛用品はこちらです↓

毛布とイヤホン、小さめのペットボトルに入ったお水は座席に備え付けてありました。

【オーロラについて】
今回は見ることができませんでしたが、現在フィンエアーはロシア上空ではなく北極圏ルートでヘルシンキへ向かいます。
そのため、運が良ければオーロラが見えることがあるそうです。
寝ている可能性も高いですが、チャンスがあれば機内からオーロラを見たい!という方は、窓側の席を確保しておくと良さそうです。

5.フィンランド(ヘルシンキ)到着!入国審査と空港の様子

無事ヘルシンキに到着し、まずしたことは「着替え、歯磨き、洗顔、メイク」。

滞在中、ヘルシンキの気温は0度〜10度くらい。
「さあ、外は寒いぞ!」と気合いを入れて、飛行機を降りて一番最初のお手洗いで暖かい服に着替えました。

あとは歯磨きと軽いメイクをして、入国審査を通過し、荷物の受け取りへ。
時間を節約したい場合はどれも機内で行うことができますが、機内のお手洗いは混んでいて狭いので、時間に余裕があれば空港のお手洗いがお勧めです。(ヘルシンキ空港のお手洗いは清潔なので特にお勧め)

着替えで少し遅くなったせいか、ヘルシンキでトランジット する方ばかりだったのか、受け取り場所はかなり空いていて、びっくり↓

すぐに荷物を受け取ることができました。
ちなみに、「とことこ日記」でご紹介したウズベキスタンのあの入国審査の様子、覚えていらっしゃいますか?ヘルシンキでの入国審査を通過する際、「ウズベキスタンの審査官は怖かったな〜」と、あの時のことを思い出しました。

ヘルシンキの入国審査官もニコニコしているわけではありませんが、穏やかで威圧感はありません。

「目的は?」「誰と一緒?」「いつ帰るの?」「どこに泊まるの?」など英語での質問はありましたが、これはどこの旅行先でもよく聞かれる内容。日程等は頭に入っていると思いますが、ホテルの名前も覚えておくとスムーズです。

6.市内へのアクセス方法(電車の乗り方)

早朝4時着の便でしたが、荷物を受け取って出口に向かうと、既にいくつか開いているお店があり、宿泊予定のホテルに近いヘルシンキ中央駅まで行ける地下鉄も動いていました。

空港内では空港のwifiを使っていましたが、ここで日本を出発する前に購入したe-simの設定をし、外でもスマホが使えるよう準備。事前にダウンロードしておいたヘルシンキ の公共交通機関のアプリ「HSL」からチケットを購入しました。

ヘルシンキの公共交通機関のチケットは、乗り降りするエリアをカバーするものを購入する仕組みになっています。エリアはABCD4つに分かれていますので、乗る場所、行く場所がどのエリアに該当するかを確認して購入しましょう。これさえできれば、地下鉄だけでなく、街中を走るトラムやバス、フェリーにも乗ることができます。

私達はこの日、空港からホテルへ行くだけでなく、スメオリンナ要塞やマリメッコ本社、イッタラアラビアデザインセンターへも行く予定でしたので、【ABC】エリアの1dayチケットを購入。
もちろん、1dayチケットでなく、1wayずつ購入することもできます。

エリアの確認は、HSLのアプリ内でもできますが、不安な場合はchat gptに聞くのもお勧めです。chat gptは万能ではありませんが、現地で使ってみたところ、チケットのエリア確認は正確にできるようでした。HSLと同様、日本でアプリをダウンロードして行くと便利です。

ヘルシンキ中央駅へは、I列車かP列車のどちらかの地下鉄に乗ればたどり着くことができます
Pの方が5分程乗車時間が短いですが、大差ないので先に来た方に乗りましょう。
電光掲示板を良く見ると、「P」「I」などが表記されています↓

いずれも同じホームから出ますので、わかりやすいと思います。

ちなみに、万一HSLでチケットを買えなかった場合もこのホームに紙のチケットの販売機ありますが、乗車前に購入するのがルールですので、ご注意ください。

ヘルシンキには乗車前にチケットをチェックする改札などがありませんが、時々巡回があり、その時にチケットを定時できないと観光客でも罰金になるそうです。

車内にも販売機らしきものがありますが、これは観光客の私達が使用しても、チケットを提示する方法がないようなので、使えないと考えてください。

7.宿泊先「スカンディック・シモケンタ」の場所と、荷物の預け方

私達がヘルシンキで宿泊したのは「スカンディック・シモケンタ」

早朝着なので、この暗さでした。
このホテル、地下鉄だとカンピ駅が最も近いのですが、空港から1本で行けるヘルシンキ中央駅からも歩いて6分程

ホテルは地下に降りればスーパーともつながっていて、トラムの停留所も目の前。
立地が素晴らしい便利なホテルです。

ヘルシンキ中央駅から歩く場合、ホテルの前がゆるーい登り坂になっているため、ここだけちょっとスーツケースを転がすのが大変でしたが、許容範囲。到着時、ヘルシンキは10度ないくらいの気温でしたが、雨も雪も降っていなかったので助かりました。

ホテルのフロントで荷物を預けたいことを伝えると、荷物室のようなところを開けてくれます。
そこに自分で置いて行くスタイル。中には他の宿泊者の方達の荷物もありました。
誰かが見張っているわけでもなさそうだったのでセキュリティ万全という感じではありませんが、特に問題はありませんでした。

私は、スーツケースと機内持ち込みのリュックを預けましたが、一応どちらにも鍵をかけておきました。鍵は壊せば良いので意味がないという考え方もありますが、抑止力にはなるのでは?と思っています。

暗証番号式の南京錠は、ひとつ持っておくと色々なバックに付けられるので便利です↓

このホテルに3泊しましたので、お部屋の様子などは、また次回、詳しくお伝えしますね!

8.まとめ|次回から本格的に北欧観光へ!

今回は、ヘルシンキ到着から街中の移動までの様子をまとめました。
特にヘルシンキ の公共交通機関についてしっかり押さえておくと、現地で迷うことなくスムーズに観光を始められます。

mooonの「とことこ日記」
次回は、いよいよヘルシンキ観光!スメオリンナ要塞、マリメッコ本社、イッタラアラビアデザインセンターを巡ります。
よろしければまた、お会いしましょう!

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