ウズベキスタン旅行 その② 出発から到着まで

とことこ日記「ウズベキスタン旅行 その① 手配とスケジュール」をお読みいただいた皆様、ありがとうございます!

無事ツアーの申し込みを完了させた私達。
今回は、成田出発から到着までの様子を以下の項目に分けてレポートします!

①成田出発
(集合時間、USDへの両替、免税店でのお買い物と注意点)

②トランジット
(実際に起きたトラブルと、仁川空港での過ごし方)

③機内の様子と過ごし方
(お勧めの持ち物など)

④タシケント空港に到着
(空港の様子と現地通貨への両替、スマホの設定について)

⑤ホテルに到着
(タシケントで宿泊したホテルの紹介と、変換プラグについての注意点)

①成田出発(集合時間、両替、免税店でのお買い物と注意点)

【集合時間】
海外旅行の際は、フライトの2時間前には成田空港に到着するように家を出ています。
今回は、両替や荷物を預ける予定もあったので、2時間20分前に成田空港駅に集合としました。

この日私達が乗る予定だったのは、9:00発のアシアナ機。
事前にWEBチェックインを済ませ、6時40分に成田空港駅に到着。

アシアナ航空のカウンターがある第1ターミナル南ウィングに向かい、7時には荷物を預け終えることができました。

【USDへの両替】
荷物を預けた後にしたことは、日本円からUSドルへの両替です。
ウズベキスタンの通貨はスムですが、日本でスムに両替していくことはできません。

また、現地では日本円からスムに両替できる場所が少ないため、日本からドルで現金を持って行きましたクレジットカードを使い現地のATMで現金(スム)をおろす方法もありますが、たまたまATMが故障中でおろせなかった方もいるようなので、注意が必要です。

私達は一人300ドルずつを持参し、3泊5日で約200ドルずつ使いました。

鉄道と朝食付きホテル、空港や駅〜ホテル間の送迎は申し込んだパッケージツアーに含まれていましたので、移動(タクシー)、食事、お土産に使った金額となります。
その他、仁川空港での食事や買い物、サマルカンドでの食事1回分はカードで支払っています。

また、200ドルのうち現地でスムに両替して使用したのは100ドル。残りは100ドルはそのまま使用しました。

ほとんど観光地で過ごしていたので、ブハラ やサマルカンドのお土産屋さんや空港等、ドルでの支払いが可能な場合が多くありました。カードが使えるレストランもあり、スムは必要最低限の用意で問題ありませんでした。

【免税店でのお買い物と注意点】
両替を終え、無事出国ゲートを通貨した後は、免税店でのお買い物が待っています!
目的のものがある方は、事前に調べておくと良いと思います。

特にコスメ等は予約できる場合があり、予約特典で5%OFFになるものもあります。
私も以下のサイトより欲しかったコスメを予約して行きましたが、あとはお店に向かい支払いと受け取りを済ませるだけなので、とても効率的でした!
http://www.fasola-shop.com/ja/

成田免税店には様々なお店がありますが、液体を買う場合は必ずトランジット があることを伝えた上で購入してください。トランジットする空港の保安検査場を通過できる袋(STEBs)に入れてもらい、無事乗り継ぐまでは袋を開けないよう、ご注意ください。

②トランジット(実際に起きたトラブルと、仁川空港での過ごし方)

【トランジットの際に実際あったトラブル】
仁川空港へは、成田出発から2時間程度で到着。あっという間です!
少し遅延がありましたが、トランジットタイムが5時間もあったので、イライラしたり走ったりすることも全くなく、ゆとりあるスケジュールで良かったと思いました。

「もしトランジットタイムが1時間半のフライトを選んでいたら、今頃仁川空港をダッシュしてたね。。。」と話しながら余裕で保安検査の列に並んだ私達だったのですが、この後プチトラブル発生!

友人が成田の免税店(マツキヨ)で買った化粧水を没収されてしまいました。
トランジット の保安検査場を通過できる袋(STEBs)に入っていなかったためです。

前述のとおり、成田の免税店で液体類を買う際は、必ずトランジット があることを伝え、そのための袋に入れてもらいましょう。

【仁川空港での過ごし方】
保安検査場を通過した後は、仁川空港のトランスファーエリアで過ごしました。

トランスファーエリアには、コスメの他に、エルメスやティファニーなどのハイブランドもあり、お土産にできそうな個包装のお菓子やキムチなども並んでいます。

フードコートコンビニなどもありますので、食べ物には困りません。
一つ上の階にはトランスファーラウンジがあり、シャワー仮眠室も用意されています。

私達は、もちろん没収されてしまった化粧水の替わりとなる物を購入し、フードコートで韓国料理(辛い冷麺)を食べて過ごしました。

価格は全てUSD表記となっており、ここでの買い物や食事にはクレジットカードを使用しました。

ちなみに、仁川空港では空港のFREE WIFIを使うことができ、スマホも快適に使用することができました。自由に充電できる場所もありましたが、日本と違いプラグがCタイプ(ウズベキスタンもCタイプ)ですので、ここで充電の予定がある方は手荷物に変換プラグを入れておきましょう。

③機内の様子と過ごし方(お勧めの持ち物など)

さて、いよいよウズベキスタン行きのアシアナ機に搭乗です。

仁川空港からウズベキスタンのタシケント空港までは8時間

一気に日本人の乗客が減り、機内では韓国語とウズベク語が飛び交います。
ここでも遅延があり、出発予定時刻より少し遅れての離陸となりました。

私達は、機内食を食べたり、おしゃべりをする以外は映画を見て8時間を過ごしました。

機内に持ち込んで役立ったグッズは以下の通り。
*ストール、レッグウォーマー(防寒用)
*水、飴、目薬、マスク (乾燥対策/水は搭乗直前に仁川空港で買ったもの)
*フライトソックス(浮腫対策)

機内は寒く乾燥しますので、快適に過ごせるよういつも上記のようなアイテムを持ち込んでいます。

フライトソックスは、いわゆる着圧ソックスですが、浮腫だけでなくエコノミー症候群の対策にもなるそうです。ちなみに、私はドクターショールのものを愛用しています!

④タシケント空港に到着!(空港の様子と現地通貨への両替、スマホの接続について)

現地時間で20:40頃、飛行機は無事タシケント空港に到着!

ウズベキスタンと日本の時差は4時間(ウズベキスタンの方が4時間早い)ので、成田を出てから約15時間40分経過していました。

【タシケント空港の様子】
空港に着いてまず驚いたことは、空港職員がほとんど英語を話さないことと、入国審査を行う職員の感じの悪さです。威圧的で、突然机を叩たり命令口調で大声を出すような様子も見られ、この態度にはかなり驚きました。ただ、質問されることはほぼなく、カメラに写った顔をチェックして問題がなければ通過させているようでした。

この日の職員がたまたまそうだったのかもしれませんが、感じの悪い職員に遭遇しても気にせずスルーして下さい。入国後には、親切でフレンドリーなウズベキスタンの人々に出会えるはずです!

タシケント空港は、成田や仁川よりコンパクトです。

入国審査を終えたらすぐに荷物のターンテーブルがあり、多くのひとが周りを囲んでいる状態です。
ただ、この場所に着いてから自分達の荷物が出てくるまで1時間半待ちました。

旅行会社が手配したドライバーさんが待っていてくれるか不安になり、一度出て状況を伝えておきました。空港の出口は荷物のターンテーブルの近くにあり、明らかに観光客の私が出入りしても何も言われることはありませんでしたが、ドライバーさんが中に入ってくることはできないようでした。

待つのが嫌いな方や時間を有効に使いたい方は、機内持ち込み荷物だけで行くのが良いでしょう。

今回、旅行前にウズベキスタン旅行についての情報収集をして行きましたが、数年前の情報からはかなり変わっているなと感じました。(良い意味で)

ウズベキスタン政府は観光産業に力を入れていて、少しずつ観光客が過ごしやすい工夫が増えているのだと思います。今後、空港も改善されていくはずです!

【現地通貨への両替】
荷物の出待ちをする間、私達は順番に両替所へ行き100ドスムに両替しました。
両替所は荷物を受け取るスペースから見える場所に2箇所あり、近くにATMもあります。
両替所では、こちらで金種を指定する作業はなく、渡されたものをそのまま受け取るスタイルでした。

同時にレシートのような物が出ますので、これは念のため帰国まで持っておいて下さい。
私達はスムを使い切りましたが、使い切れず再度ドルに両替したい場合に必要なのだそうです。

数年前の情報では、空港で100ドルをスムに変えると財布に入らない厚さの札束になるとのことだったのですが、現在はスムの価値やウズベキスタンの物価も変わっています。
100ドルをスムに両替しても充分普通の長財布に入る程度の厚さで戻ってきます。

【スマホの設定】
ウズベキスタンでのスマホ接続についてですが、私達はそれぞれ契約しているキャリアのローミングサービスを利用しました。鉄道の中(走行中)ではつながらず、混雑している場所では通信速度が不安定になることがありましたが、その他は問題なく使用することができました

ローミングサービスの利用を考えている方は、ソフトバンクやドコモなど、契約しているキャリアのサービスと契約状況を事前に確認し、到着後スムーズに設定ができるよう用意しておきましょう。

それさえできていれば、荷物が出てくるのを待つ間に簡単に設定ができると思います。

ウズベキスタン空港にもWIFIの貸し出しカウンターがありましたので、万一うまく繋がらない場合は、こちらを利用するのも良いと思います。

⑤ホテルに到着(タシケントで宿泊したホテルの紹介と、変換プラグについての注意点)

【タシケントで宿泊したホテル】
長〜い待ち時間の後、やっと荷物を受け取った私達は、送迎車に乗ってホテルへ移動。

宿泊したのはGREEN PARK HOTELです。
タシケンと空港からは車で15分程度で、2階建の居心地の良いホテルでした。

部屋はシンプルで2台のベッドがあるだけですが、バスタブ付きのシャワーもあり清潔です。
シャワーの水圧はあまり強くはありませんが、この後泊まった2つのホテルもあまり強くありませんでしたので、そもそも水圧が強くないのが普通なのだろうと思いました。

到着が23時頃と遅く、買い物に出ることが難しい時間帯だったので、部屋に水(500ml)が1本ずつ置いてあったことも助かりました。

部屋が1階だったせいもあり、小さな虫が飛んでいたことだけは少し気になりましたが、スタッフの皆さんも感じが良く、ウズベク語もロシア語も分からなそうな私達には、英語で対応してくれました。

朝食もとても充実していましたので、こちらは次回「ウズベキスタン旅行 その③ タシケントからブハラ へ」で詳しくご紹介いたします。

【変換プラグについて】
ホテルに到着してすぐに発覚したのが、友人の持ってきた「全世界対応」のはずの変換プラグが使えないということ。

前述の通り、ウズベキスタンのプラグはタイプCですが、丸く囲まれたようなデザインになっており、プラグの差し込み口まで距離があるのです。友人の変換プラグはその丸い囲みより大きく、囲みの中に入れられないため、差込口まで届きませんでした。

幸い、私はタイプCのみのシンプルで小さな変換プラグ(縦5cm 横4cmくらいのもの)を持参していましたので、問題なく差込みができ、旅の間はこれを二人で兼用しました。

囲まれていないタイプの差込口もあるのかもしれませんが、今回の旅では一度も出会わず、小さな変換プラグを持っていて本当に助かりました。ウズベキスタンに行かれる際は、以下の写真のような小さな変換プラグをお持ちになることをお勧めします。

ウズベキスタンで使用したプラグ変換器

さて、長い長い移動(と待ち時間)の様子をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
次回は、古都ブハラ へ移動します!
よろしければ、またおつきあい下さい!

「ウズベキスタン旅行 その③ タシケントからブハラ へ」へつづく〜

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