皆さんこんにちは!
突然はじまりました「東京散歩」シリーズ。
記念すべき第一回目は、「人形町」です!
今回は水天宮駅から人形町まで、美味しいものを買い集めながら散歩してきましたので、そのルートに沿って、立ち寄ったお店をレポート致します!
①人形町の名前の由来
江戸時代、この辺りには「人形浄瑠璃」などの芝居小屋が並び、人形を造る「人形師」がたくさん住んでいたことから、「人形町」と呼ばれていたそうです。それが昭和になって正式名称とされ、今に至ります。
ちなみに、今回立ち寄る④〜⑨のお店があるエリアは、明治の初めにこの付近に「尾張屋」という人気の甘酒屋があったことから「甘酒横丁」と呼ばれており、「尾張屋」がなくなった今も「甘酒横丁」という名前で親しまれています。
②水天宮駅からお散歩スタート!
まずは、半蔵門線水天宮駅5番出口を出て、新しくなった水天宮に立ち寄ってみました。
建て替え工事が2016年に終わり、とても綺麗になっています!
安産祈願で有名な水天宮ですが、病気治癒や水難除けなどのご利益もあるそうです。
③「重盛の人形焼き」でお買い物
水天宮の後は、こちらも水天宮5番出口のすぐ近くにある「重盛の人形焼き」へ。
休日夕方で雨の日でしたが、5人ほど並んでいました。
ここでは、人形焼の他に、カステラ焼きとゼイタク煎餅なるものを購入。
カステラ焼きというのは、人形焼の外側だけ(あんこなし)のおやつです。
ゼイタク煎餅は、色々な種類がありましたが、こちらにしました。
ピーナツの入っているように見えるのですが、実はこの豆はそら豆。
袋の裏には、ゼイタク煎餅(ビンズ)との表記がありました。
戦後貴重だった卵と砂糖を使用した「ゼイタク」なお菓子だからゼイタク煎餅というそうです。
甘味の中に少し塩気があり、お煎餅とクッキーの間を取ったような味でした。
原材料もシンプルで素朴なところが魅力。
次回は他の味も食べてみたいと思います。
④「玉英堂彦九郎」で「虎家喜」を購入
重盛の人形焼から人形町通りを少し歩くと、「菓子司 玉英堂彦九郎」があります。
ここでは、虎家喜(とらやき)をひとつ購入してみました。
虎のような模様のふっくらした皮に、大きめの小豆がしっかり入っているあんこが挟まれていて、上品な甘さ。手土産に人気のようですが、頷けます。
ひとつしか買わなかったのですが、店員さんがとても感じ良く、素敵なお店でした!
また立ち寄りたいと思います!
⑤「森乃園」でほうじ茶を眺める
玉英堂彦九郎を出て右へ進むとすぐに見えるのが、森乃園というお茶屋さん。
ほうじ茶のソフトクリームを食べる方が多いようですが、この日は寒くて購入に至らず。
お店の前にずらりと並ぶほうじ茶をしばし眺め、家にあるほうじ茶を飲み切ったらここに買いに来ようと心に決めて、隣の「うまいもんや双葉」へ。
⑥「うまいもんや双葉」で野菜がんもを購入
こちらは、お豆腐屋さんなのですが、様々な種類のがんもが気になり、すぐに食べられそうなこちらを購入。
豆腐ドーナツも気になりましたが、甘いものばかり買ってしまいがちなので、この日は踏みとどまりました。
⑦間違いない!「人形町今半惣菜本店」で「すき焼きコロッケ」を購入
「うまいもんや双葉」と「森乃園」の間の少し狭い道に入ると、今半のお惣菜店があります。
実は、水天宮駅付近にも今半のお惣菜屋さんがあるのですが、平日の夜に通るとほとんどのお惣菜が売り切れています。
この日は休日の夕方16時過ぎ頃で、5人くらい並んでいましたがまだ買えるものは色々と残っていました!
私が購入したのは一番人気のすき焼きコロッケ。
すき焼きコロッケと言っても、普通のコロッケとそこまで差別化できないのでは。。。と思っていたのですが、できてました。笑
ちょっと甘じょっぱい味付けの牛ひき肉が入っていて、普通のコロッケとは違い、ちゃんとすき焼きっぽさが出ています。
他に、普通のコロッケやかぼちゃコロッケ、メンチカツやすき焼き弁当等も売っています。
今更ながら、今半の実力を思い知りましたので、いつかまた他のお惣菜も試したいと思います!
ちなみに、このお惣菜屋さんの隣に「人形町今半本店」があり、ここではお食事もできますし、お肉も購入できるようです。
⑧「人形町 篠乃多寿司 総本店」でいなり寿司を購入
さて、今半から「うまいもんや双葉」まで戻り、左に少し進むと「人形町 篠乃多寿司 総本店」があります。
百貨店や、淡路町の駅近くでも見かけたことのあるお店ですが、ここが本店とのことで、初めて入ってみました。
中には、いなり寿司、海苔巻、押し寿司などがずらり。
夕方なのでないものもあるとのことでしたが、いなり寿司を2個買って帰りました。
いなり寿司だけでも色々な種類があり、ひとつから購入できます。
この日は、最もプレーンなものと、生姜とゴマが入ったものを買いましたが、どちらもすっきりとしたお味で、美味しかったです。
小さくて食べやすいので、おやつや食べ歩きにもぴったりだと思います。
⑨東京3大たい焼きの一つがここに!柳屋の「たい焼き」
最後は、篠乃多寿司からうまいもんや双葉の方へ戻りがてら、絶対に行きたかった柳屋へ立ち寄りました。
東京3大たい焼きのひとつで、いつも行列だと聞いていたので覚悟していましたが、この日並んでいたのは10人くらい。
たい焼きは、受け取ってすぐ食べるのが一番美味しいと思っているのですが、この日は雨だったので家に持ち帰っていただきました。
甘すぎず、小豆の香りや味がよくわかる絶妙なあんこが素晴らしく美味しい!
最近は、たい焼きの中身がクリームだったり、くり餡だったり、色々なバリエーションが増えておりますが、柳屋さんのたい焼きは、このあんこのみ。
創業はなんと、1916年(大正5年)!
このあんこの美味しさあっての歴史なのだと、感動しながら完食いたしました。
ちなみに、柳屋さんから人形町駅までは徒歩1分。
今回の水天宮〜人形町駅の散歩は、買い物をしながら1人でサクサク歩いて約1時間でした!
⑩まとめ
初めてちゃんと歩いた人形町ですが、他にも気になるお店がたくさんありました。
晴れていれば食べ歩きもおすすめです!
日中の方が少し混んでいると思いますが、夕方だとなくなっているものもありますので、もう少し早めの時間帯を狙うのが良さそうです。
ちなみに、人形町は現金しか使えないお店が多いです。
今回買い物をしたお店の中でカード決済ができたのは、重盛の人形焼と今半のみ。
今後少しずつ変わることはあるかもしれませんが、現金を忘れずにお持ちくださいね!
なお、記載の価格は私が購入した時点のものとなりますので、ご参考程度にご覧いただければと思います。
次回は少しだけ東京を離れて、鎌倉(七里ヶ浜)のbillsを中心にレポート致します!
よろしければ、またお会いしましょう!