1泊2日で楽しむ春の雪国②:里山十帖で過ごす豊かな時間

皆さん、こんにちは!
mooonです。

今回の「とことこ日記」は、前回に引き続き春の新潟旅行について。
ずっと気になっていた宿、里山十帖に宿泊して来ましたので、レポート致します!

①はこちらからどうぞ
1泊2日で楽しむ春の雪国①:東京から魚沼の里へ

1.魚沼の里から里山十帖へのアクセス

「里山十帖」は、「JR上越線」の大沢駅から車で5分程の場所にあります。

1日1回、里山十帖の以下の時間に無料送迎バスがあり、予約が必要です。

・チェックイン時:14:30 大沢駅発
・チェックアウト時:11:15 里山十帖発

私達は、行きも帰りも予約していましたが、魚沼の里が思いの外楽しく長居してしまったので、電話でチェックイン時の無料送迎をキャンセルし、代わりに大沢駅の到着時間を伝えてタクシーの手配をしていただきました。

「JR上越線」は、越後湯沢駅や浦佐駅、長岡駅など新幹線の駅から乗ることができますが、私達は魚沼の里にいたため、前回記載の通り五日町駅までタクシーで移動し、JR上越線で大沢駅まで移動しました。

電車の本数は1時間に1本程なので、時刻表をしっかり確認してから行動することをお勧めします。

また、五日町駅は無人駅のため、このような発券機で整理券を取って乗車します。

車内をまわっている車掌さんに整理券を見せて支払う仕組みなのですが、車掌さんに出会えなかった場合は降車駅で支払います。

ただ、大沢駅も無人駅。
その場合は、駅に設置されているBOXに運賃を入れて支払います。

一旦お金を払わずに乗るというのは、なんともソワソワするもので、車内で車掌さんを見かけた時には思わず手を振って「おーい」と言わんばかりに呼び止めてしまいました。無事支払えて、ほっとしました。

乗客は少なく、電車は美しい緑の中を15分程走って大沢駅に到着。

既に待っていてくれたタクシーに乗り込み、無事里山十帖に到着しました。

ちなみに、大沢駅から里山十帖までは想像以上の山道。歩いて向かうには少しハードそうです。

2.チェックインの様子

到着すると、送迎バスで来られた方達がまだフロント前でチェックインを待っていました。

おそらく、1日1回の送迎バスで一気にお客さんが到着するため、チェックイン待ちが発生するのだと思いますが、飲み物とチーズケーキを出していただけるので、皆さんゆっくりお喋りしながら案内を待っている雰囲気。

飲み物はビールか紅茶を選べるとのことだったので、私達はビールを飲みながら待機しました。

その後、10分も待たずにチェックインでき、館内の説明を受けながらお部屋まで案内していただきました。

3.お部屋と春の里山風景

里山十帖は、部屋ごとに見える景色や造りが違います。今回は、たまたま人気のあるお部屋が空いていたため、「露天風呂付きView畳ツイン(301号室)」を予約していました。

季節柄、部屋のテラスから見える緑がとても綺麗!

椅子に座ってぼ〜っとしているだけでも癒されるのですが、さらに貸し切り露天風呂付き。
お風呂に入りながら景色を眺める時間も最高でした。

室内にはシャワーもあり、洗面台には「Waphyto」のクレンジングオイル、化粧水、乳液のパウチが置かれていました。

オーガニックコットンのタオルや、日本製で肌触りの良い館内着、おやつとして置かれていた豆腐ドーナツなど、細かなところまでこだわりが感じられ、それが居心地の良さにつながっているように感じました。

冷蔵庫の中の飲み物は自由に飲んで良いとのことで、麦茶、水、ビール、ジュースが入っていました。

ちなみに、水は水道水そのものが美味しいため、それを使用しているとのこと。

さらに、部屋に置かれていたタンブラーは持ち帰りOK。
オーガニックコットンのタオルも、小さいフェイスタオルは持ち帰ることができ、良い記念になりました。

4.館内散策と、夕食前のキッチンツアー

里山十帖は、古民家を移築して作られた宿。館内には温かみのある木の床が広がり、通路には畳が敷かれています。旅館のように靴を脱いで過ごすスタイルなので、キャリーケースは転がさず、持ち上げて運ぶ必要があります。

私もこの日は1泊だったこともありリュックで訪れましたが、ほかの宿泊客もリュックやボストンバッグの方がほとんどでした。

館内には共有ラウンジが2か所あり、ビールやソフトドリンク、アイスクリームなどを無料で楽しめます。今回はお腹がいっぱいで利用する機会はありませんでしたが、飾られている絵がとても素敵で、館内を散策しながらゆっくり鑑賞させていただきました。

館内ショップには里山十帖らしいセンスの良いアイテムが並びます。日本製の革小物や洋服、食品などが揃っていて、置かれている椅子一つにもこだわりが感じられました。

私はちょうど切らしていたこともあり、梅干しを購入。
塩と梅だけで漬けたかなり酸っぱい梅干しですが、私は好きです。

夕食は17:00と19:30の二部制ですが、その前の16:30からは自由参加の「キッチンツアー」が開催されます。内容は季節によって異なるそうで、この日は外へ出て、里山十帖の周囲に自生する山菜をシェフが案内してくださいました。

私たちにはただ草が生えているようにしか見えない景色の中で、シェフは次々と食べられる山菜を見つけ、その特徴や食べ方を解説してくれます。

5月に里山十帖を訪れたかった理由のひとつが、この山菜を使った料理を味わってみたかったから。

里山の自然を眺めながら、「この草がどんなご馳走になるのだろう」と想像すると、夕食への期待がますます膨らみました。

5.山菜づくしの夕食コース

私達は19:30の夕食を選んでいたため、その前に温泉に入り、いよいよ山菜コースのスタート!
メニューはこのような冊子でいただけます。

お料理の名前だけ見ても想像のつかないものが多いので、写真付きでご紹介しますね!

【雉と芦】雉(きじ)の骨のスープに芹が入った碗

【天然カジカと五月菜】五月菜のペーストをつけていただくカジカ 余ったペーストは蒸しパンと

【海と大地】山菜の中にはアオサのゼッポリーニが隠れている(泡状のものはお出汁)

【山菜饅頭】魚沼の郷土料理「あんぼ」のイメージより、山菜に薄皮をのせたもの

【わらび行者ニンニク】山菜を行者ニンニクのソースでいただく

【メインは山菜?短角牛?】たっぷりの山菜と、短角牛

【日本一のお米】目の前で炊き上げる魚沼産コシヒカリ

【一汁三菜】その日の山菜をその日の調理法で お味噌汁、ごはんと共に

【1%未満の至宝、ガンジー牛乳】ガンジー牛のチーズに柑橘類を合わせたもの

【締め】メニューにはないハーブティーとビーツのクッキー

どれも山菜の苦味や香りを生かした美味しくセンス溢れるお料理で、食べただけで感性が磨かれそう!
1皿に1杯ずつ新潟のワインか日本酒がつくペアリングをお願いしていたので、より盛り上がる夕食となりました。

ちなみにこのコース、よく考えるとほとんどが山菜で、ものすごくヘルシー。
最後に少し残ったご飯はおにぎりにしていただき、部屋に持ち帰りました。

シンプルな塩むすびで、中に蕗味噌が入っています。
実はその日中には食べれず次の日に食べましたが、問題なし。
それどころか、感動するほど白米のおにぎりが美味しいと思いました。

食べたことのない山菜をいただけて思い出深い夕食になりましたが、こうなると気になるのは他の季節。例えば秋はどんなお料理なのかな?とついつい妄想してしまい、里山十帖のリピーターの多さに納得した夜でした。

6.温泉と夜の過ごし方

里山十帖のこの通路の先には、大浴場(温泉)が2つあります。


1つは岩の露天風呂、もう一つは檜の露天風呂があるのが大きな違い。

時間によって、男湯と女湯を入れ替えるため、どちらのお風呂も入ることができます。
男性はネイビーののれん、女性はピンクののれんがかかっている方に入りましょう。

私は夕食前に入りましたが、女湯はちょうど檜風呂の時間帯。

露天風呂がついているお部屋も多く、ちょうど17:00の回の夕食が始まっていたこともあり、ほぼ貸し切り状態。いわゆるインフィニティ風呂になっていて、美しい緑を眺めながらゆっくり入ることができました。

夕食後はテラスから星を見たいと思っていたのですが、なんと爆睡してしまい、夜中に気づいて空をチェック。残念ながらあまり星が出ておらず再びベッドへ戻りました。

後で調べたところ、20:00 ~ 23:00くらいが星空チャンスのようです。
天の川や満天の星が見えることも多いようなので、また行くことができたら、その時間帯にしっかり空を確認しようと心に決めています。

7.朝食とチェックアウト

翌日は、朝から部屋の露天風呂に入り、のんびり景色を眺めながら過ごし、9:30に朝食へ。

朝食も時間帯が選べるためか、あまり他の宿泊客とは会いません。

私達が案内いただいたのは、長テーブルの個室。

メニューはこちら。

お米は白米か玄米を選ぶことができ、おかわりも可能です。
2人なら、一つずつお願いして両方いただくのがおすすめ。

身体に優しいお惣菜と、風味豊かなきのこ汁、平飼いの卵をかけていただくごはん。
ほっとするような日本らしいメニューが、じんわり身体に染みました。

1時間ほど朝食を楽しんだ後は、荷物をまとめて11:00にチェックアウト。
帰りは送迎バスで大沢駅まで送っていただきました。


ずっと気になっていた「里山十帖」は、落ち着いた大人の隠れ家のような静かな宿で、心も体もリセットできるような場所でした。

帰る頃にはすっかり名残惜しくなっていて、「また違う季節にも来てみたいな」と自然と思える、そんな宿でした。

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mooonの「とことこ日記」
次回はいよいよシリーズ最終回。
里山十帖を出てから向かった「農舞台」周辺と、越後湯沢駅の様子をお届けします。
よろしければ、またお会いしましょう!

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