こんにちは!
mooonです。
今回は、小豆島・直島旅シリーズ第4回。
いよいよ小豆島を出発し、次の目的地・直島へ向かいます。
フェリーでの移動や、高松港での乗り継ぎ、実際に行ってみて「事前に調べておけば良かった!」と思ったこと、そして人生2度目となる直島での美術館巡りの様子をお届けします。
小豆島から高松へ
小豆島・直島旅行を計画したとき、私は勝手に「小豆島から直島までは直通のフェリーがあるもの」と思っていました。
ところが実際には直行便はなく、一度高松港を経由して移動する必要があります。
小豆島から高松港までは、通常のフェリーなら約1時間(大人700円)、高速艇なら約35分(大人1,400円)。
*料金は2026年6月時点のもの
私たちは、岡山から小豆島まで通常のフェリーを利用していたこともあり、「せっかくだから高速艇にも乗ってみよう!」と思い、高速艇を選びました。

ただ、これが今回「事前に調べておけば良かった」と感じたことの一つ。
高速艇はフェリーのような広々とした船ではなく、座席が並ぶコンパクトな造りです。

そのため、デッキに出て瀬戸内海の景色を眺めたり、船旅そのものを楽しんだりすることはできません。
移動時間を短縮したい方には便利ですが、特に急ぐ予定がないのであれば、ゆったりと景色を楽しめる通常のフェリーの方がずっと良いと感じました。
高松でうどんランチ
高松港に到着後は、同じ港から直島行きのフェリーに乗る予定でしたが、少し時間があったので、ここでうどんをいただくことに。
高松港から高松駅方面へ少し歩いたところで見つけた、セルフの「こだわり麺や」といううどん屋さんに入りました。


私は冷たいぶっかけうどんと、鶏天を選びました。
自由にトッピングできる大根おろしとネギをたっぷりかけて、いただきまーす!

前回直島を訪れた際も高松駅近くのセルフのうどん屋さんに入りましたが、やはり早くて美味しい!
こうして高松でうどんを食べる時間ができたことを思うと、高速艇を選んで良いこともあったなと感じます。
前回のうどん屋さんでの様子はこちらでご紹介しています。
直島の行き方〜東京から飛行機、バス、フェリーを使って行く方法〜
ただ、後から知ったのですが、小豆島から高松まで運航しているフェリーには、船内でうどんが食べられる便もあるそうです。
次回また小豆島を訪れる機会があれば、その時はフェリーでのんびり瀬戸内海の景色を眺めながら、船内でうどんを味わってみたいと思います。
高松から直島へ
ささっとうどんを食べ、高松港へ戻った後は、直島行きのフェリー乗り場へ。
チケットを購入し、いよいよフェリーへ乗船です!


前回と変わらず、船内は広々としていて混雑もそれほどなく、曇り空でしたがデッキに出て風を感じることもでき、のんびりと過ごすことができました。


乗船から約50分。2度目となる直島・宮浦港に到着です。
港では、シンボルの赤かぼちゃが変わらず迎えてくれました。

「また来られた!」という嬉しさと、これから始まる直島での時間にワクワクしながら、宮浦港へ降り立ちます。
バスがいない!(痛恨のミス)
さて、ここからワクワク気分は一転、焦りに変わります。
宮浦港に着いたら乗ろうと思っていたベネッセの宿泊者用シャトルバスが見当たりません。
私達はなぜか、フェリーの到着時間に合わせてシャトルバスが運行しているものだと思い込んでいましたが、それが勘違いであったことにここで気づきます。
実際には、すべてのフェリーに合わせて運行しているわけではなく、ホテルのホームページに掲載されている時刻表どおり。事前に確認するのをすっかり忘れていたのです。
「到着したらすぐバスに乗れる」と思って予定を組んでいたため、ここで大慌て。
急いで町営バス乗り場へ向かうと、ちょうど13:30発のバスが到着。ところが、フェリーの到着直後ということもあり、すでに長蛇の列ができていて、乗ることができませんでした。


タクシー会社にも電話してみましたがつながらず、どうしようかと困っていたところ、14:00に出発するベネッセのシャトルバスが少し早めに到着。

運転手さんにその日の予定を相談すると、「このままシャトルバスの出発を待つのが一番良いですよ」と教えていただき、少しだけ宮浦港周辺を散策しながら待つことにしました。
この日は、まず予約不要の直島新美術館へ行き、その後15時30分に予約していた地中美術館へ向かう予定。
地中美術館は予約時間から30分以内の16時までに入館すれば大丈夫とのことでしたが、この時点で予定より約40分遅れ。
新美術館も見たいし、地中美術館にも間に合いたい!
ここからは時間との勝負です。
なお、ベネッセ系列のホテル宿泊者は、シャトルバスを途中で降りても、大きな荷物はホテルまで運び、部屋に届けてもらえます。
私たちも直島新美術館近くの本村で下車しましたが、ここからは大きな荷物のない状態で動くことができ、とても助かりました。
【これから行く方へ】
宮浦港からの移動手段は必ず事前に確認しておきましょう。
直島ではタクシーの台数が少なく、当日は電話もつながりませんでした。
また、フェリー到着直後の直島町営バスは満員で乗れないこともあります。
さらに、美術館は閉館時間が比較的早く、予約が必要な施設もあります。
私達のように慌てないためにも、フェリーの時間だけでなく、港からホテルや美術館までの移動手段・時刻表まで含めて計画を立てておくことをおすすめします。
直島新美術館を鑑賞
前回直島を訪れた時には、まだオープンしていなかった直島新美術館。
ここだけは絶対に訪れようと決めていました。
2025年に開館したこの美術館は、建築家・安藤忠雄さんが設計を手がけています。
安藤さんらしい打ち放しコンクリートを基調とした建物でありながら、自然光をたっぷり取り込み、直島の風景とも調和した開放感のある空間が印象的でした。



館内には、アジアを中心とした世界各国のアーティストによる現代アートが展示されており、一部の作品は写真撮影も可能です。



展示がずっと同じとは限りませんが、私が訪れた際に特に印象に残ったのが、村上隆さんの《洛中洛外図》と、蔡國強(ツァイ・グオチャン)さんの《Head On(ヘッド・オン)》でした。
《洛中洛外図》は、京都の町並みや人々の暮らしを描いた「洛中洛外図」をモチーフに、村上隆さんならではの色鮮やかな世界観で再構成された大作です。

細かなところまで描き込まれていて、見れば見るほど、新しい発見があります。





気が付けば、美術館で過ごした時間のほとんどをこの作品の前で過ごしていました。
作品の中には、ベネッセアートサイト直島を推進してきた福武總一郎さんも描かれています。
その解説やヒントも室内に展示されていますので、訪れた際はぜひ探してみてください。
そして、展示室に入った瞬間、思わず「わ!」と声が出たのが《Head On》。
99頭のオオカミが一斉にガラスの壁へ向かって突進する巨大なインスタレーションで、そのスケールと迫力に圧倒されました。



作品にはさまざまな解釈がありますが、まずは何も考えず、その場でしか味わえない迫力を体感してほしい作品です。
この日は、この後に予約していた地中美術館へ向かう予定があったため、約1時間で美術館を後にしました。
地中美術館へ(バスがない!再び)
新美術館を後にすると、ちょうどバスが来ない時間帯。
ここでまた一つ、計画ミスに気付きます。
閉館ぎりぎりまで美術館を巡るなら、バスの時刻も考えて行動すべきだった!
ともかく、一番近い本村から乗るのは難しそうだったため、「つつじ荘」まで歩いてバスに乗ることにしました。
ところが、歩き始めて15分ほど経った頃、「つつじ荘まで歩くなら、地中美術館まで歩くのとほとんど変わらない距離だった」ということに気付きます。再びのミス!
とはいえ、ここから引き返すと逆に時間がかかってしまいます。
「とにかく地中美術館行きの最終バスに間に合わせよう!」
そう決めてそのまま歩き続け、約30分でつつじ荘に到着しました。
狙っていた最後の地中美術館行きのバスになんとか間に合い、ほっと一安心。
地中美術館のチケットセンターに到着したのは、予約時間でもあり、最終入館時間でもある16:00のわずか3分前でした。
チケットセンターと美術館の入口は少し離れているため、焦りながらチケットを提示した私たち。
スタッフの方が「大丈夫!行って!」という雰囲気で送り出してくださり、ようやく安心して美術館へ向かうことができました。
地中美術館は館内の写真撮影ができませんが、自然光を取り入れた空間のため、季節や時間帯によって作品の見え方が変わるのも魅力です。
私が特に楽しみにしていたのは、クロード・モネの《睡蓮》が展示されている空間。
まず最初にモネの作品を鑑賞し、その後ほかの展示を巡って、閉館間際にもう一度モネの部屋へ戻りました。
閉館が近づくと、それぞれ思い思いに作品を鑑賞。
モネの部屋で、ほんの一瞬だけ私一人になる時間があり、その静かな空間を独り占めできたのは、とても贅沢なひとときでした。
ちなみに、チケットセンターと美術館入口の間には、睡蓮が美しい「地中の庭」があります。

こちらも見どころの一つなので、私たちのように時間がない場合でも、帰りに足を止めてみてください。
ただし、帰りのバスの時間のチェックは、お忘れなく!
最後に余談ですが、地中美術館は私の好きな原田マハさんの小説『あの絵の前で』にも登場します。
旅の前に読んでおくと、また違った楽しみ方ができます。
読書がお好きでしたら、是非チェックしてみてください。
前回の直島を訪れた際の様子は、こちらでご紹介しています。
「直島観光 モデルコース〜1泊2日で実際に周った場所をご紹介〜」
mooonの「とことこ日記」
次回は、今回宿泊したベネッセホテルパーク棟について、お届けいたします!
よろしければ、またお会いしましょう!
